前作「ミネルバトン・サーガ」とのつながりは「世界」。
今回の主人公は、ミネルバトンサーガの主人公の「孫」です。
あんなに広大だった「南オフェーリア」が、
今作ではとんでもなく狭いものになっています。
スタートは南オフェーリアですが、主な舞台はその他の地域です。
ビジュアルはなんとなく「ウルティマ 聖者への道」とも似ている気がします。
戦闘システムは、当時よくあった「ドラクエ」と同じシステム。
しかし、そこはあのミネルバトンサーガの続編。
「傭兵」が共に戦ってくれます。
共に戦うといっても、同時に戦うわけではなく、パーティメンバーと入れ替えで戦闘します。
また、「神像」というのが傭兵とは別にあり、
戦闘は「パーティ」「傭兵」「神像」のどれかを選び行います。
(私はほとんどパーティメンバーで戦闘していましたが)
魔法は主人公と魔導師が使えるのですが、
ほとんどの魔法を二人とも憶えるので、魔導師の特徴というのがあまり......。
何よりもインターフェイスが使いにくい。
コマンドを選択するのに押さなければならないボタンが多いんです。
コマンドは、「話す」「調べる」「使う」「渡す」「装備」「捨てる」「強さ」「表示」の8つ。
アイテムは「武器」と「道具」の2つに分かれているので、
アイテムを渡したいときには、
渡す-武器、持ち主-渡すキャラ、渡すアイテム
という段階を踏まなければならず、誰が何を持っているかをきちんと把握しておかないと、何度も何度も同じことを繰り替えさなくてはなりません。
はっきり言って、ほんとにやりにくいんです。
物語りもあまり印象に残らないゲームですねぇ...。
「おつかい」という印象がぬぐえず、前作のように「冒険」をしている気にはなれませんでした。
時間の経過(朝昼晩)も、あまり意味が無く、特定の塔に入るためのみに入れたシステム。
色々と新しい試みに挑戦しているようですが、とても中途半端な感じがしました。
ん~~、あまり良い印象が無いので、感想もだらだら~...。
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